といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- BenQ ZOWIE XL2411Kのスペック
- BenQ ZOWIE XL2411Kの開封・外観
- BenQ ZOWIE XL2411Kの6つの特徴
- BenQ ZOWIE XL2411Kの使い心地
- BenQ ZOWIE XL2411Kを購入する前の3つの注意点
- BenQ ZOWIE XL2411Kを購入したらやるべき2つの初期設定
- BenQ ZOWIE XL2411Kの評判は?【口コミを紹介】
本記事の信頼性
RYOTA(@RYOTA__BLOG)
BenQの「ZOWIE XL2411K」は、エントリーモデルでもあり、3万円を切る値段となっていますが、FPSに特化した機能がたくさん詰め込まれたコスパ抜群のゲーミングモニターです。
とはいえ、「BenQ ZOWIE XL2411Kって何がいいの?」「PS5でも使えるの?」「BenQ ZOWIE XL2411Kを実際に使った感想を知りたい!」と思っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、BenQ ZOWIE XL2411Kを実際に使った感想をレビューしていきます。
僕はFPSのAPEXにはまっていて、今まで70Hzのモニターを使ってやっていたのですが、XL2411Kにしたことで、びっくりするぐらい敵が見やすくなり、キル数も増えました。
BenQ ZOWIE XL2411Kのスペック
今回僕が購入したBenQの「ZOWIE XL2411K」というゲーミングモニターは、TNパネルのリフレッシュレート144Hzで応答速度が1msで、カラーはダークグレー、税込26,553円になります。
BenQ ZOWIE XL2411Kの詳しいスペックは以下になります。
BenQ ZOWIE XL2411Kの基本スペック
価格 | 【直営店】29,800円(税込) 【Amazon】26,553円(税込) ※2021年11月時点 |
画面サイズ | 24インチ |
解像度 | 1920 x 1080(フルHD) |
パネルタイプ | TNパネル |
表面加工 | ノングレア |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms |
カラー | ダークグレー |
本体サイズ | 570 × 429 × 219 |
重さ | 5.8kg |
VESA対応 | 100 × 100 |
保証 | 3年 |
BenQのゲーミングモニターの中でエントリーモデルとなっているゲーミングモニターです。
特にFPSに特化しているため、残像感を無くしてくれて、暗い画面でも視認性が良くなり、色を見分けられやすくなっています。
サイズも24インチとゲームをするには最適なサイズとなっています。
また、PS5にも対応していて、リフレッシュレート120Hz出すことができるので、PCゲーマーだけでなくPS5でゲームをする方にも最強のゲーミングモニターとなっています。
パネルの違い
BenQ ZOWIE XL2411Kは、TNパネルが採用されていますが、モニターのパネルには、「TNパネル」「IPSパネル」「VAパネル」の3種類があります。
以下でそれぞれの違いを比較しています。
モニターのパネル比較
パネルの種類 | TNパネル | VAパネル | IPSパネル |
応答速度 | ◎ | ✖ | △ |
視野角 | ✖ | △ | ◎ |
発色 | △ | 〇 | ◎ |
値段 | ◎ | 〇 | △ |
向いている用途 | ゲーム | 動画鑑賞 映画鑑賞 | ブログ ネット閲覧 デザイン制作 動画鑑賞 映画鑑賞 |
上記の通りです。
自分の用途によってパネルを決めるのが一番適したモニターの選び方となります。
BenQ ZOWIE XL2411Kの開封・外観【組み立て】
それでは早速開封して、組み立てていきましょう。
BenQ ZOWIE XL2411Kの同梱内容は以下の通りです。
BenQ ZOWIE XL2411Kの同梱内容
- モニター
- 台座
- スタンド
- ディスプレイポートケーブル
- 電源ケーブル
- 保証書・簡易マニュアル
上記の内容物が入っているか必ず確認をしましょう。
組み立て
内容物の確認ができたら、組み立てていきましょう。
組み立て手順は以下の通りです。
BenQ ZOWIE XL2411Kの組み立て手順
外観
次に、BenQ ZOWIE XL2411Kの外観を見ていきましょう。
正面
背面
横
コネクタ部分
BenQ ZOWIE XL2411Kの6つの特徴
続いては、BenQ ZOWIE XL2411Kの特徴を6つご紹介していきます。
- デザインがかっこいい
- 高さや角度が自由自在に調整可能
- PS5で120Hzの映像を出力をすることができる
- 「DyAc(技術)」で残像感が消えて見やすい
- 「Black eQualizer」で暗い画面の視認性アップ
- 「Color Vibrance」で色が見分けられやすくなる
1つずつ解説していきます。
その①:デザインがかっこいい
BenQ ZOWIE XL2411Kは、デザインが
その②:高さや角度が自由自在に調整可能
BenQ ZOWIE XL2411Kは、モニターの高さや角度を自由自在に調整が可能となっています。
実際に、高さ・チルト機能・スイベル機能を見ていきましょう。
高さ
【一番上に上げた状態】
【一番下に下げた状態】
チルト機能
【角度を付けない状態】
【角度を付けた状態】
スイベル機能
【左に回した状態】
【右に回した状態】
ピボット機能
上記の通り、モニターアームが無くても高さや角度、向きを調節することができるので、自分のデスクやモニターの位置にあわせて見やすく設置することができます。
その③:PS5で120Hzの映像を出力をすることができる
BenQ ZOWIE XL2411Kは、PS5にも対応していて、120Hzの映像を出力することが可能となっています。
Q: What models are compatible with PS5 at 120Hz?
A: XL2546K, XL2546S, XL2540K, XL2411K, XL2731K, XL2746K
New addition after PS5's April update:: XL2546, XL2540, XL2731, XL2740, XL2746S
BenQ公式サイトより引用
上記の通り、PS5に対応していて、120Hz出すことができるゲーミングモニターの中にXL2411Kも入っているので、安心して使用することができます。
PS5で120Hz出す方法
- PS5のメニュー画面右上の歯車
- セーブデータとゲーム/アプリ設定
- ゲームプリセットのパフォーマンス有線と画質有線を「パフォーマンス有線」に変更
上記の手順を行えば、PS5が120Hzをサポートしているゲームの場合、ゲーム開始時に自動的に高いリフレッシュレートに切り替わります。
その④:「DyAc(技術)」で残像感が消えて見やすい
BenQ ZOWIE XL2411Kの「DyAc™」という黒挿入を行う機能を使えば、残像感を軽減することができるので、速い動きに対しても見やすくなります。
DyAc™ /DyAc+ ™ は、CRT(ブラウン管)の現像原理をシミュレーションしたバックライトコントロール技術に基づいて、残像感軽減効果を生み出す独自技術です。
BenQ公式サイトより引用
上記の通り、黒挿入(画像右)することで画面を切り替えるときに、前の映像が残らないので、残像感を軽減することができます。
上記の動画を見ていただければ分かりやすいと思うのですが、残像感がなくなるので、視認性が上がり敵を捕らえやすくなります。
つまり、FPSにおいて、「エイムを瞬時に動かしても敵が見やすくなる」ということです。
その⑤:「Black eQualizer」で暗い画面の視認性アップ
BenQ ZOWIE XL2411Kの「Black eQualizer」という機能を使うことで、暗い画面でも視認性を高めることができます。
上記の通り、暗い場所でもかなり見やすくなるので、暗所での戦闘において敵を早く見つけることができるようになります。
例えば、「建物内が暗くて敵を見失ってしまった」という方には最適な機能と言えます。
その⑥:「Color Vibrance」で色が見分けられやすくなる
BenQ ZOWIE XL2411Kの「Color Vibrance」というカラー設定や色調を調節することができる機能を使うことで、色が見分けられやすくなります。
例えば、以下のような感じです。
上記の通り、色味を濃く映し出してくれるので、より1つ1つの輪郭をはっきりと見ることができます。
「PUBG」や「Coll of Duty」など背景とコスチュームが同化するような場合には特に、機能のすごさを体感することができます。
また、別売りの「S.Switch」を使用すれば、プリセットを3つまで保存することができます。
BenQ ZOWIE XL2411Kの使い心地
BenQ ZOWIE XL2411Kの使い心地は、
「敵の視認性が良くなり、ヌルヌルと映像がなめらかなので、撃ち合いならガチで有利!」
といった感じです。
僕自身、APEXはまだまだ初心者レベルですが、映像のヌルヌル感とBenQ独自の機能である「DyAc™」「Black eQualizer」「Color Vibrance」により、敵の視認性がアップしたので、段違いと言えるほど勝てるようになりました。
今まで70Hzのゲーミングモニターを使用していましたが、びっくりするほど変わります。
本気で勝ちたいなら、BenQ ZOWIE XL2411Kなら十分に満足することができるでしょう。
BenQ ZOWIE XL2411Kを購入する前の3つの注意点
BenQ ZOWIE XL2411Kを購入する前に、以下の3つには注意しておきましょう。
- スピーカーが非搭載
- クリエイターには不向き
- DyAc™をONにすると輝度が下がる
1つずつ解説していきます。
その➀:スピーカーが非搭載
BenQ ZOWIE XL2411Kには、スピーカーが内蔵されていないのでモニター本体から音をだすことができません。
どうしても音を出したい方は、別途スピーカーまたはヘッドセットが必要となるのでご注意ください。
BenQ ZOWIE XL2411Kにおすすめのスピーカーについては以下の記事で詳しく解説しているのでこちらもチェックしてみてください。
音が出ない!?BenQ ZOWIE XL2411Kにおすすめのゲーミングスピーカー3選
BenQ ZOWIE XL2411Kで音が出ないのですが、どうすれば良いのでしょうか?あとXL2411Kでも使えるおすすめのスピーカーがあれば教えてください。 といった悩みにお答えします。 本記事の ...
続きを見る
その②:クリエイターには不向き
BenQ ZOWIE XL2411Kは、クリエイターに不向きとなっています。
理由は以下の通りです。
クリエイターに不向きな理由
- ベゼルが太い
- 視野角が狭い
- TNパネルを使用
上記の通りで、特に映像美にこだわる方には向いていないので、クリエイターの方ならIPSパネルのモニターが最適です。
また、映像美を楽しむようなゲームや映画鑑賞には適していませんので、こちらにも注意が必要です。
クリエイターで映像美を求めるなら「BenQ MOBIUZ EX2510S」がおすすめ
クリエイターの方なら、よく比較されるBenQの「MOBIUZ EX2510S」がおすすめです。
MOBIUZ EX2510Sは、IPSパネルを採用していて、165Hzのリフレッシュレート、応答速度1msとなっています。
その③:DyAc™をONにすると輝度が下がる
BenQ ZOWIE XL2411Kには「DyAc™」が搭載されていますが、黒挿入することで画面の輝度が下がってしまいます。
上記の通り、DyAc™を「オフ」「高」「プレミアム」で設定すると、設定値が高くなるほど画面が暗くなっているのが分かると思います。
もちろん最大値の状態なのでこれ以上明るくすることができません。
Black eQualizerを0にすれば若干は明るくなりますが、こちらもゲームにおいてかなり重要な機能となるのでオフにすると意味がないですね。
DyAc™+なら輝度の調節も可能
DyAc™の上位版となる「DyAc™+」ならオンにした状態でも、輝度が固定されずに個別で調節することができます。
「DyAc™を使いたいけど輝度を下げたくない!」という方は、DyAc™+を搭載したモデルがおすすめです。
BenQ ZOWIE XL2411Kを購入したらやるべき2つの初期設定
BenQ ZOWIE XL2411Kを購入したら必ず以下の初期設定を行いましょう。
- ディスプレイ設定
- NVIDIA設定
上記の設定をしていないと、正しいリフレッシュレートでプレイできていなかったり、最高のパフォーマンスを発揮できていない可能性があります。
BenQ ZOWIE XL2411Kだけでなく、全てのゲーミングモニターに当てはまることなので必ず設定しておきましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
BenQ ZOWIE XL2411Kの評判は?【口コミを紹介】
BenQ ZOWIE XL2411Kの評判はどうなのかを実際に使っている方の口コミをまとめました。
良い口コミ、悪い口コミの両方掲載しているので参考にしてみてください。
良い口コミ
まずは、良い口コミをご紹介していきます。
BenQ ZOWIE XL2411K
3万以下でこのクオリティーのモニターなら満足っしょ pic.twitter.com/bNOqPt7gqp— *Mamuu*@R6S (@Br000ad_Bas5) October 6, 2021
DyAcがないとゲームできない体になりました。
反応速度実測値1位と144Hz,DyAc
ZOWIE 2411K最高!!!— Jミノ(ぼっちハロウィンのすがた) (@j77083783_j) April 13, 2021
BenQ ZOWIE XL2411K 24型ゲーミングモニターの買っちゃった~w
HDMIが3つついてるから、
・PCのサブモニタ
・PS4
・switchめんどくさい切り替えが一切なくなりそう・・!
いちいち裏面さわさわするのめんどくさかったの!!— なつき🦄 (@Mikori_Natsuki) October 20, 2021
上記の通り、値段以上の機能にみなさん満足しているようです。
悪い口コミ
次に、悪い口コミをご紹介していきます。
BenQの2411k買ったけど
ちょっと画面暗く感じます前はギガクリのしょぼいの
使ってました☺️ pic.twitter.com/460kOmlHEm— グラにぃ (@GLASANDAYOO) February 1, 2021
BenQ ZOWIE XL2411K
自分はPS5用にこれ買いました
144Hzで、暗いところを明るくして視認良くしたり黒挿入も出来ます(´-ω-)ウム
スピーカー搭載じゃないので、ヘッドホンとかしなければ音は出ません!— アスパラ (@mTt6vNgErWbWezA) October 14, 2021
上記の通り、DyAcをオンにすると、若干画面が暗くなったり、スピーカーが非搭載といったことに不満を感じる意見が見られました。
まとめ:BenQ ZOWIE XL2411K
今回は、【BenQ ZOWIE XL2411K レビュー】初めてのゲーミングモニターで迷ったらこれを買っておけといった内容を解説しました。
もう一度おさらいをすると、BenQ ZOWIE XL2411Kの特徴は以下になります。
BenQ ZOWIE XL2411Kの6つの特徴
- デザインがかっこいい
- 高さや角度が自由自在に調整可能
- PS5でも120Hzを出すことができる
- 「DyAc(技術)」で残像感が消えて見やすい
- 「Black eQualizer」で暗い画面の視認性アップ
- 「Color Vibrance」で色が見分けられやすくなる
また、購入する前には以下の点に注意しましょう。
BenQ ZOWIE XL2411Kの3つの注意点
- 画面が白い
- ベゼルが太い
- クリエイターには向いていない
実際にBenQ ZOWIE XL2411Kを使ってみた感想は、
「敵の視認性が良くなり、ヌルヌルと映像がなめらかなので、打ち合いならガチで有利!」
といった感じです。
これだけゲームに特化した機能が揃っていて、3万円を切る値段設定はガチで破格です。
コスパがかなりいいので、初めてゲーミングモニターを買う方や、どれを買おうか悩んでいる方は、とりあえず「BenQ ZOWIE XL2411K」を買っておけば間違いありません。
また、以下のアイテムも一緒に使うと、さらに快適になるので併せてチェックしてみてください。
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