といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- ロングテールキーワードの基本知識
- ロングテールキーワードの3つのメリット
- ロングテールキーワードの2つのデメリット
- ロングテールキーワードの選び方5つの手順
- ロングテールキーワードを狙った記事を書くときのコツ
本記事の信頼性
Ryota(@ryotablogger)
ロングテールキーワードは、初心者でもSEO検索上位を狙いやすいキーワードです。
とはいえ、「ロングテールキーワードって何?」「ロングテールキーワードってどうやって選べばいいの?」と思っている方は多いのではないでしょうか?
今回はロングテールキーワードの基本知識とキーワードの選び方について解説していきます。
本記事を読むことにより、ロングテールキーワードの選び方を知ることができるので、個人ブログでも上位表示させることができアクセスアップにつなげることができます。
そうすることで、アクセスがないと悩むことがなくなります。
ロングテールキーワードの基本知識
まずは、ロングテールキーワードの基本的な知識を3つ解説していきます。
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、複数のキーワード(3~4語)で組み合わされたキーワードのことです。
例えば、
「ブログ 稼ぐ 仕組み」
「マンション 購入 年収 年齢」
上記のようなキーワードですね。
恐らく、GoogleやYahoo!などで検索する際に、複数語で検索または2語で検索すると、サジェストとして関連キーワードが表示されるので、見たことはあるかと思います。
ロングテールSEOとは?
ロングテールSEOとは、ロングテールキーワードを積み重ねていくSEO対策です。
ロングテールSEOは一定の検索ボリュームがあり、ニッチなキーワードで集客する事ができるので、読者がアクションを起こしやすく、マネタイズしやすいといった特徴があります。
簡単に言うと、収益に直結しやすいということです。
ロングテールキーワードはビッグキーワードを狙うための布石
ロングテールキーワードは、ビッグキーワードを狙うための布石となります。
これにはディレクトリ構造を意識したサイト設計が重要となります。
ディレクトリ構造とは
分かりやすく、ピラミッドで例えてみると、以下のような感じですね。
ビッグキーワードが頂点とすると、ロングテールキーワードを積み上げるイメージです。
最終的にブログではビッグキーワードを狙っていくのですが、ロングテールキーワードを積み上げないとビッグキーワードでの上位表示はほぼ無理です。
ピラミッドだけでなく、家もそうですが、しっかりとした土台を立てないと大きな家を建てることはできませんよね?
それぐらいロングテールキーワードは、ビッグキーワードを狙う重要な布石となります。
ロングテールキーワードの3つのメリット
ロングテールキーワードのメリットを3つご紹介します。
- 上位表示しやすい
- 収益を上げやすい
- 集客が安定しやすい
1つずつ解説してきます。
メリット①:上位表示しやすい
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少なく、競合が少ないため、上位表示しやすいといったメリットがあります。
例えば、「副業」といったビッグキーワードは検索ボリュームが10万~100万あるため、競合が多く、上位表示しにくいのですが、「副業 おすすめ パソコン」というロングテールキーワードの検索ボリュームは10~100と少なく、競合もいないため、上位表示しやすくなります。
特に個人ブログの場合、上位表示させるためには、ロングテールキーワードを狙っていく必要があります。
メリット②:収益を上げやすい
ロングテールキーワードは、コンバージョン率が高いため、収益を上げやすいです。
例えば、「ゲーミングチェア」というキーワードで検索する人は、
- ゲーミングチェアが欲しい
- ゲーミングチェアって何?
- ゲーミングチェアって体にいいの?
といった感じでたくさんのニーズが考えられます。
しかし、「ゲーミングチェア 安い おすすめ」といったロングテールキーワードで検索する人は、
- ゲーミングチェアを買いたいから安くておすすめなのを知りたい
といった感じで、購買意欲の高いニーズをピンポイントで狙うことができます。
そのため、収益を上げやすくなっています。
メリット③:集客が安定しやすい
ロングテールキーワードは、企業などが労力をかけて取り組むことがないため、順位変動が少ないので集客が安定しやすいです。
また、順位が大きく変動した場合でも、1つ1つの集客が元から少ないため、サイト全体で見たときに大きな集客の減少とはならないため、ダメージが少なく済みます。
個人ブログで集客するには、企業が取り組まないことを優先してやるのがコツです。
ロングテールキーワードの2つのデメリット
次に、ロングテールキーワードのデメリットを2つご紹介します。
- アクセスが少ない
- 同内容の記事を作成してしまう場合がある
1つずつ解説していきます。
デメリット①:アクセスが少ない
ロングテールキーワードは、検索ボリュームが少ないため、アクセスも少なくなってしまいます。
例えば、キーワードプランナーで検索ボリュームが1〜100の場合、毎月1〜100人までの人しかそのキーワードを検索しません。
そのため、検索順位で1位を獲得したとしても、以下のデータを元にすると、毎月最大で30人ほどにしか読まれない計算となります。
デメリット②:同内容の記事を作成してしまう場合がある
ロングテールキーワードを狙った記事を書くと、同内容の記事を作成してしまう場合があります。
例えば、これは僕が実際に以下の2つのキーワードで記事を外注したときのことですが、
- マンション 購入 金利
- マンション 購入 ローン
上記の2つのキーワードを全く別の人にそれぞれおねがいしたのですが、前者はローンの金利について、後者はローンについてと内容がかぶってしまうことがありました。
コピーコンテンツではないにしろ、同内容の記事があると、GoogleからのSEO評価が分散されてしまうため、もったいないのです。
そのため、片方にまとめてしまうか、片方を書き直すかしなければいけないので、無駄な労力を使うことになってしまいます。
ロングテールキーワードの選び方5つの手順
ロングテールキーワードの選び方は、以下の5つの手順になります。
- ブログのジャンル(テーマ)を決める
- 関連するキーワードを選出【ラッコキーワード】
- 検索ボリューム・競合性を調べる【キーワードプランナー】
- キーワードを整理【MindMeister】
- ロングテールキーワードを選定
実際にやりながら解説していきます。
手順①:ブログのジャンル(テーマ)を決める
まずはブログのジャンル(テーマ)を決めていきます。
例えば、キャンプが好きな人は「キャンプ」というジャンルを選べばよいですし、ゲームが好きな人は「ゲーム」というジャンルで始めればOKです。
ちなみにこのジャンルが最終的なビッグキーワードになるので、検索ボリュームが10万以上あるものを選びましょう。
今回は「キャンプ」をビッグキーワードとして進めていきます。
手順②:関連するキーワードを選出【ラッコキーワード】
次に、「キャンプ」に関連するキーワードを選出していきます。
関連するキーワードは、「ラッコキーワード」というツールを使えばすぐに、選出する事ができます。
実際の画面を見ながら解説します。
まずは、ラッコキーワードにアクセスしてください。
\ ブックマークしておくと便利ですよ /
※無料のツールです
次に左上の検索窓に先程決めたビッグキーワードを入力しましょう。
※ここでは「キャンプ」というビッグキーワードの関連するキーワードを探していきます。
入力が出来たら虫眼鏡マークをクリックしてください。
上記のように表示されればOKです。
ここで、右側にある「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックしてコピーしておきます。
手順③:検索ボリューム・競合性を調べる【キーワードプランナー】
次に、関連キーワードの検索ボリュームと競合性を調べていきます。
検索ボリュームと競合性を調べるには、「キーワードプランナー」というGoogleが提供する無料のツールを使います。
こちらも実際の画面を見ながら解説していきます。
まずは、キーワードプランナーにアクセスしてください。
\ ブックマークしておくと便利ですよ /
※無料のツールです
すると、上記の画面に切り替わるので、右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックしましょう。
「Ctrl+V」または「右クリック+貼り付け」で先程コピーした関連キーワードを貼り付けて、「開始する」をクリックしてください。
「〇〇個のキーワードにエラーがあります」と表示された場合
そうすると、上記のような画面に切り替わるので、「過去の指標」をクリックしてください。
最後に「月間平均検索ボリューム」をクリックしましょう。
上記のように並べ替えができれば完了です。
手順④:キーワードを整理【Mindmeister】
次にキーワードを整理していきます。
キーワードを整理するには、「Mindmeister」といったツールを使います。
MindMeisterとは
結構大変な作業になりますが、サイト構造を明確にするためには必須の作業です。
マインドマップで整理しておけば、次に何をすれば良いのかを一瞬で判断することができるのでとても便利です。
新しいアイディアも追記しておけば、「良い考えを思いついたんだけどなんだったかな?」ということもなくなります。
\ ブックマークしておくと便利ですよ /
※無料のツールです
手順⑤:ロングテールキーワードを選定
キーワードの整理が終わったら、以下の基準を元にロングテールキーワードを選定していきます。
- 検索ボリューム:1~100、100~1000
- 競合性:低
- 最終更新日:古いものが上位にある
この3つの中でも、特に2番目の競合性は重要でして、検索ボリュームが1〜100と少なくても競合性が高い場合もあります。
競合性が高いと上位表示するのも大変で、やっとの思いで上位表示できたとしても、検索ボリュームが少ないからアクセスが全然ないといった感じで、かなり非効率です。
ロングテールキーワードを狙った記事を書くときのコツ
ロングテールキーワードを選ぶ事が出来たら、あとはひたすら記事を書いて行くだけです。
ただし、闇雲に書いては意味がないので、記事を書くときのコツをご紹介します。
- 検索ボリュームは気にしなくてOK
- 文字数は3,000文字以上
- 検索意図と記事内容をマッチさせる
1つずつ解説していきます。
その①:検索ボリュームは気にしなくてOK
前項では、ロングテールキーワードの選出基準をお伝えしましたが、基本的に検索ボリュームは気にしなくてOKです。
なぜかというと、予想だにしていなかったキーワードで流入があったりするからです。
例えば、僕はGTRACINGのゲーミングチェアのレビュー記事を書いているのですが、その記事に対しての検索キーワードとして、「GTRACING 爆発」といった全く予想していなかったキーワードでの流入がありました。
上記のように狙ったキーワード以外での流入があるので検索ボリュームは気にせず、1つのロングテールキーワードに対して記事を書いていきましょう。
また、Googleサーチコンソールを使えば、予想だにしていなかった検索キーワードを見つけることもできます。
その②:文字数は3000文字以上
ロングテールキーワードといえども、3,000文字以上の文字数が必要です。
なぜかというと、狙ったキーワードで上位表示させるには、コンテンツの質が重要であり、コンテンツの質を充実させるには、3,000文字以上が妥当です。
逆に言ってしまえば、コンテンツの質を意識して記事を書けば、自然と3,000文字以上になるということです。
ロングテールキーワードを狙った記事では情報量が少ないものが多いので、しっかりと情報を盛り込んであげれば、上位表示は十分に狙うことができます。
その③:検索意図と記事内容をマッチさせる
ロングテールキーワードだけでなく、記事を書く際には、検索意図と記事内容をマッチさせる必要があります。
例えば、「キャンプ おすすめ テント」で検索した人が記事を見たときに、内容が「キャンプにおすすめの場所」だったらどうでしょう?
検索意図と記事内容がずれているため、読まれずに離脱率が上がってしまうだけです。
また、検索エンジンからも評価されないので、いくら上位表示しやすいといわれている、ロングテールキーワードであっても上位表示することはできません。
しっかりと「読者はなぜそのキーワードで検索したのだろうか?」といったことを、読者目線で考えて記事を書いていきましょう。
まとめ:
今回は、SEO戦略にはロングテールキーワードが必須!【選び方を解説】といった内容を解説しました。
ロングテールキーワードの選び方は以下の手順です。
- ブログのジャンル(テーマ)を決める
- 関連するキーワードを選出【ラッコキーワード】
- 検索ボリューム・競合性を調べる【キーワードプランナー】
- キーワードを整理【MindMeister】
- ロングテールキーワードを選定
重要なのでもう一度お伝えします。
ロングテールキーワードは、ビッグキーワードを狙うための布石となります。
ロングテールキーワードを狙うことにより、初心者でも上位表示しやすく、アクセスがないといった悩みも解決できるので、コツコツとロングテールキーワードで記事を書いていきましょう。