
といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- Collab.Landとは?
- Collab.Landでできること
- Collab.Landの導入手順
- Collab.Landでお問い合わせチャンネルを作る方法
- Collab.Landのカスタマイズ法
- Collab.Landでよくある質問
本記事の信頼性
RYOTA(@ryotablogger)
Collab.Landは、Web3コミュニティ向けのトークンゲーティングツールで、NFTやトークン保有者に特定のアクセス権を付与するための便利なBotです。
とはいえ、「Collab.Landって実際に何ができるの?」「Collab.Landの導入方法を教えてほしい!」と思っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、Discordのトークンゲーティングボット「Collab.Land」について初心者向けにわかりやすく解説していきます。
本記事を読むことで、Collab.Landを使ってDiscordサーバーにトークンゲート機能を導入し、Web3コミュニティを管理しやすくすることができるようになります。
また、Collab.Landについてよくある質問もまとめているので是非最後までご覧ください。

まだコミュニティを立ち上げていない方は、【初心者向け】Discordコミュニティの始め方完全ガイド!を見ながら自分のコミュニティを立ち上げておきましょう。
Collab.Landとは?

Collab.Land(コラボランド)は、Web3コミュニティ向けの「トークンゲーティング」ツールで、NFTやトークン保有者に特定のアクセス権を付与できるBotです。
ウォレット認証によって保有トークンを確認し、自動的に適切な役職を付与するのが最大の特徴です。
NFTプロジェクト、DAOコミュニティ、トークンベースのメンバーシップなど、様々なWeb3コミュニティで活用されています。
料金プラン
Collab.Landには、無料プランと有料プランがあります。
無料プラン | 有料プラン | |
料金 | 無料 | 7.99ドル / 月 |
ダッシュボード閲覧 | 管理者権限保有者のみ | 管理者権限保有者 のみ |
トランスクリプトを生成する | 〇 | ○ |
サポートロール | 〇 | 〇 |
チケット数 | 1分あたり10枚 | 無制限 |
より高速なプレミアム専用ボット | ✕ | 〇 |
自動トランスクリプト | ✕ | 〇 |
完全なカスタマイズ | ✕ | 〇 |
カスタムリアクション | ✕ | 〇 |
ダイレクトメッセージ | ✕ | 〇 |
チケット自動化 | ✕ | 〇 |
上記の通り、有料プランだと月額7.99ドルかかりますが無料プランで困ったことがないので無料プランで十分です。
Collab.Landでできること
Collab.Landでできることは、以下の通りです。
- トークン保有者だけにアクセス権を付与する
- NFT保有者を自動的に認証する
- 複数のブロックチェーンに対応したゲートを設定する
- 保有数量に応じた階層的な役職を設定する
- 定期的な再検証でコミュニティの整合性を維持する
1つずつ解説していきます。
トークン保有者だけにアクセス権を付与する
Collab.Landを使うことで、特定のトークンやNFTを保有しているユーザーだけに、サーバー内の特定チャンネルへのアクセス権を付与することができます。
これにより、トークン保有者限定のコミュニティを簡単に構築することが可能になります。
NFT保有者を自動的に認証する
ユーザーがウォレットを接続すると、Collab.Landは自動的にNFTの保有状況を確認し、条件に合致する場合は指定された役職を付与します。
手動での確認作業が不要なため、管理者の負担を大幅に軽減できます。
複数のブロックチェーンに対応したゲートを設定する
Ethereum、Polygon、Solana、Avalancheなど、主要なブロックチェーンに対応しているため、様々なプロジェクトのトークンやNFTでゲートを設定することができます。
保有数量に応じた階層的な役職を設定する
保有トークンの数量に応じて異なる役職を設定することができます。
例えば、「10トークン以上保有者」「100トークン以上保有者」「1000トークン以上保有者」といった階層を設け、保有量に応じた特典を提供することが可能です。
定期的な再検証でコミュニティの整合性を維持する
CollabLandは定期的にユーザーのトークン保有状況を再確認し、条件を満たさなくなった場合は自動的に役職を削除します。
これにより、常に最新の保有状況に基づいたコミュニティ管理が可能になります。

Collab.Landの導入手順
Collab.Landを導入する手順は、以下の通りです。
- Collab.Land公式サイトにアクセス
- DiscordにBotを導入する
見ながら順番に進めてください。
手順➀:Collab.Land公式サイトにアクセス

まずは、以下からCollab.Land公式サイトにアクセスしてください。
手順②:DiscordにBotを導入する
次にDiscordにBotを導入していきます。

「Add to Discord」をクリックしてください。

Collab.Landを導入するサーバーを選択し、「はい」をクリックしてください。

「認証」をクリック。

上記の画面が表示されたらDiscordアプリを見てみましょう。

上記のようにCollab.Landが招待されていれば完了です。
また、設定用のチャンネル「collabland-config」と認証用のチャンネル「collabland-join」の2つのチャンネルが自動作成されます。
collabland-joinチャンネルは「holder-verify」や「NFT認証」など分かりやすい名前に変更しておきましょう。
Collab.Landで認証チャンネルを作る方法
Collab.Landで認証チャンネルを作る手順は、以下の通りです。
- トークンゲート用のロール(役職)を作成する
- Collab.Landのダッシュボードにアクセスする
- トークンゲートを設定する
見ながら順番に進めてください。
手順➀:トークンゲート用のロール(役職)を作成する
まずはNFTやトークン保有者に付与するロール(役職)を作成しましょう。
今回は「NFT」というロールを作成し、NFT保有者の認証を行っていきます。
手順②:Collab.Landのダッシュボードにアクセスする
次にCollab.Landのダッシュボードにアクセスしていきましょう

Collab.lLandログインページにアクセスしたら「Login with Discord」をクリックしてください。

さらに「認証をクリック」してください。

これで選択したCollab.Landのダッシュボードへのアクセスが完了です。
手順③:トークンゲートを設定する
最後にトークンゲートを設定していきましょう。

ダッシュボードにアクセスすることができたら、画面中央にある「Select role」をクリックしてください。

先ほど作成したトークンゲート用のロールを選択し「Apply」をクリック。

上記の画面が表示されるので、Descriptionには「自分が判別しやすいタイトル」、Chain Typeには「認証するNFTのブロックチェーン」を選択してください。(ETHならMainnet)
対応しているチェーン
- Mainnet(ETH)
- Polygon
- Moonbeam
- BSC
- Gnosis
- Ronin
- Axie Infinity
- Arbitrum One
- Arbitrum Nova
- Avalanche
- Optimism
- Palm
- Q Chain
- Linea
- Base
- Blast
- BitLayer
- DOS
- Shibarium
- SEI
- Abstract Testnet
- Abstract
- Celo
- Sepolia(Ethereum Testnet)
- Amoy(Polygon Testnet)
- Apechain
- Apechain Curtis Testnet
- Core
- SaharaAI Testnet
- Unichain
- Berachain
- Solana
- Eluvio
- Flow
- Kusama
- NEAR Testnet
- NEAR
- Nifty
- Polkadot
- Tezos
- Immutable X
- Loopring
- XRPL
- Bitcoin
- Gitcoin Passport
- Friend.Tech
※2025年5月20日時点の情報です。

さらに残りの情報を入力し「Save」をクリックすれば完了です。
Token Typeの確認方法
OpenSeaのNFTコレクションの個別ページで確認することが出来ます。

Addressの確認方法
OpenSeaのコレクションページで確認することが出来ます。

OpenSeaの始め方については、「【初心者向け】OpenSeaの始め方を3ステップで解説」で詳しく解説しています。
-
-
【初心者向け】OpenSeaの始め方を3ステップで解説
続きを見る
Collab.LandでNFTを認証するやり方
実際に、Collab.LandでNFTを認証するやり方をご紹介していきます。
- NFTを購入する
- Collab.Landのダッシュボードにアクセス
- ウォレットを接続し認証する
順番に進めてください。
手順➀:NFTのDiscordに参加する
NFTを認証するにはそのNFTを扱っているDiscordに参加する必要があります。
NFTを購入したらDiscordに参加しましょう。
手順②:Collab.Landを起動する
次にCollab.Landを起動していきます。
該当のチャンネルにアクセスしたら、「Let' go!」をクリックしてください。
Collab.Landにウォレットを
手順③:ウォレットを認証する
最後にウォレットを認証していきます。
Collab.Landでよくある質問
最後に、Collab.Landでよくある質問をご紹介していきます。
- 無料で使えますか?
- 対応しているブロックチェーンは?
- ユーザーのウォレット情報は安全ですか?
- トークン保有状況はどのくらいの頻度で更新されますか?
- トークン保有量に応じたてロールを変更することはできますか?
1つずつ回答していきます。
質問①:無料で使えますか?
はい、基本的な機能は無料で利用できます。
より高度な機能やカスタマイズが必要な場合は、有料プランの検討が必要ですが、多くのコミュニティでは無料版で十分に機能します。
質問②:対応しているブロックチェーンは?
Collab.Landは、Ethereum、Polygon、Solana、Avalanche、Binance Smart Chain、Fantom、Harmonyなど、多数のブロックチェーンに対応しています。
定期的に新しいブロックチェーンのサポートも追加されています。
質問③:ユーザーのウォレット情報は安全ですか?
はい、Collab.Landはユーザーのプライベートキーや秘密鍵を収集せず、ウォレット認証にはセキュアな方法を採用しています。
認証はメッセージ署名によって行われ、資金やNFTにアクセスする権限はCollab.Landに付与されません。
質問④:トークン保有状況はどのくらいの頻度で更新されますか?
トークン保有状況の更新頻度は設定可能ですが、デフォルトでは24時間ごとに再検証が行われます。
有料プランでは、より頻繁な更新間隔を設定することも可能です。
質問⑤:トークン保有量に応じたてロールを変更することはできますか?
はい、可能です。
Collab.Landのダッシュボードから新たにトークンゲートのルールを作成しましょう。
やり方
- 新規ロールを作成
- 「Select role」をクリックし、新規ロールを選択
- NFTコレクションの必要情報を入力(Min Amountを指定の保有数に変更)
まとめ:Web3コミュニティ管理ならCollab.Landが最適!

今回は、「【Discord Bot】NFTの認証ならCollab.Land!導入から使い方までを徹底解説」といった内容を解説しました。
もう一度おさらいをすると、
Collab.Landとは?
Collab.Landは、Web3コミュニティ向けのトークンゲーティングツールで、NFTやトークン保有者に特定のアクセス権を付与するための便利なBotです。
また、導入方法から認証チャンネルを作る手順は以下になります。
Collab.Landの導入から認証チャンネルを作る手順
- ServerStats公式サイトにアクセス
- DiscordにBotを導入する
- トークンゲート用のロール(役職)を作成する
- Collab.Landのダッシュボードにアクセスする
- トークンゲートを設定する
Web3コミュニティを効率的に管理し、トークン保有者に特別なアクセス権を提供するためには、CollabLandのようなトークンゲーティングツールを活用することが大事です。
本記事を参考にCollab.Landを導入して、あなたのDiscordサーバーに便利なトークンゲート機能を追加してみてください!
Discordコミュニティの作り方については、「【初心者向け】Discordコミュニティの始め方完全ガイド!」で詳しく解説しています。
-
-
【初心者向け】Discordコミュニティの始め方完全ガイド!
続きを見る
また、「コミュニティサーバーの設定に時間がかかる」「ボットの導入や設定方法がわからない」という方は、弊社サービスの「D+(コミュニティ構築代行サービス)」をご利用ください。
Discord構築のプロがあなたのニーズに合ったコミュニティを構築いたします。
「時間がない」「設定が分からない」「早くコミュニティを立ち上げたい」そんな方のためにDiscordを使ったコミュニティ構築代行サービス「D+」を始めました。
» 詳細はコチラ!