Discord

【初心者向け】Discordコミュニティの始め方完全ガイド!

※アフィリエイト広告を利用しています。

Discordのコミュニティに参加したり、自分のサーバーを作りたいのですが、Discordアカウントの作り方がわかりません。Discordアカウントの作り方を教えてください。

といった悩みにお答えします。

 本記事の内容

  • 第1章:Discordの基礎知識
  • 第2章:Discordサーバーの作成と初期設定
  • 第3章:カテゴリ―とチャンネルの設計
  • 第4章:コミュニティルールの設定
  • 第5章:ロールとユーザー権限の管理
  • 第6章:セキュリティ対策
  • 第7章:Botの導入と活用
  • 第8章:コミュニティ活性化のコツ
  • 第9章:サーバーの成長と拡大戦略
  • 第10章:トラブル対応と解決法
  • Discordコミュニティの始め方でよくある質問

 本記事の信頼性

RYOTA(@ryotablogger

Discordサーバーは、趣味や仕事、学習などさまざまな目的で人々が集まるオンラインコミュニティです。

とはいえ、「Discordコミュニティの始め方が分からない。」「自分でDiscordサーバーを作ってみたいけど、どうすればいいの?」と思っている方は多いのではないでしょうか?

今回は、Discordコミュニティの始め方について初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

本記事を読むことで、Discordサーバーの作成から運営まで体系的に理解できるので、すぐに自分だけのコミュニティを立ち上げることができるようになります。

また、サーバー運営でよくある問題についても対処法を解説しているので、つまずいた場合も安心して進めることができます。

本記事を見ながらDiscordコミュニティを作成して、あなたの趣味や関心事を共有できる素敵な場所を作ってみてください!
りょーた

第1章:Discordの基礎知識

まずは、Discordの基礎知識から解説していきます。

  1. Discordとは?
  2. 基本用語解説
  3. アカウント作成の手順

1つずつ理解していきましょう。

Discordとは?

Discord(ディスコード)は、無料で使えるボイスチャット・テキストチャット・ビデオ通話のプラットフォームです。

主にゲーマー向けに開発されましたが、現在ではコミュニティ運営・仕事・友人との交流など、さまざまな用途で利用されています。

Discordの特徴

無料で利用可能
基本機能はすべて無料で利用でき、課金なしでもボイス・テキスト・ビデオチャットが楽しめます。

サーバー(コミュニティ)を自由に作成
誰でも無料でサーバー(グループ)を作成し、招待制のコミュニティを運営できます。

音声・テキスト・ビデオの3つのコミュニケーション手段
・テキストチャット(LINEのようなチャット機能)
・ボイスチャット(通話しながらゲームプレイが可能)
・ビデオ通話&画面共有(オンライン会議や配信向け)

ロール(役職)やBOTでカスタマイズ
管理者・モデレーターなどの役職(ロール)を作成でき、BOTを導入すれば自動でメンバー管理やゲーム機能の追加も可能。

PC・スマホ・ブラウザで利用可能
Windows、Mac、iPhone、Android、Webブラウザ版があり、どのデバイスからでも利用できます。

基本無料で利用できますが、Discord Nitro(ディスコード・ニトロ)という月額課金プラン もあり、課金することで以下の機能が使えます。

月額課金(Discord Nitro)について

✔️ 高画質(HD)なビデオ通話・画面共有
✔️ カスタム絵文字の使用制限解除
✔️ ファイルアップロードの上限アップ(500MBまで)
✔️ ユーザー名のタグ(#1234)変更可能
✔️ サーバーブースト(サーバーの機能強化)

基本用語解説

Discordを使い始める前に、まずは基本的な用語を理解しましょう。

基本用語

✔️ サーバー:コミュニティの場所全体を指します。一つのテーマや目的ごとにサーバーを作ります。
✔️ チャンネル:サーバー内の会話スペースです。テキストチャンネルと音声チャンネルがあります。
✔️ ロール:メンバーの権限や役割を示すグループです。例えば「管理者」「モデレーター」「一般メンバー」など。
✔️ メンション:特定のユーザーや役割に向けて通知を送る機能です。@マークを使います。
✔️ DM(ダイレクトメッセージ):個人間での私的なメッセージのやり取りです。

アカウント作成の手順

Discordコミュニティを作るにはDiscordのアカウントが必要になります。

Discordのアカウント作成手順は以下の通りです。

Discordアカウント作成手順

  1. Discordアプリをダウンロード。
  2. 「登録」ボタンをクリック。
  3. メールアドレス、ユーザーネーム、パスワードを入力します。
  4. 生年月日を入力します(13歳未満は利用できません)。
  5. 「続ける」をクリックします。
  6. 登録したメールアドレスに確認メールが届くので、リンクをクリックして認証します。

Discordのアカウント作成については、「Discordアカウントの作り方と作れない場合の2つの対処法」で詳しく解説しています。

Discordアカウントの作り方と作れない場合の3つの対処法

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第2章:Discordサーバーの作成と初期設定

続いて、Discordサーバーの作成と初期設定を行っていきます。

  1. 手順①:サーバーを作成する
  2. 手順②:コミュニティを有効にする

1つずつ解説していきます。

主要な権限と注意点

ここからはスマホでもやり方は同じですが画面が小さいのと権限を変更したり重要な操作をするのでPCでの操作にて説明します。

手順➀:サーバーを作成する

自分のコミュニティを始めるには、まずサーバーを作成します。

Discordアプリを開き、左側のサイドバーにある「+」ボタンをクリックします。

「オリジナルの作成」を選択してください。

テンプレートについて

Discordには、目的別にカスタマイズされたテンプレートが用意されていますが、かなり簡易的なものなのでテンプレートを選択する必要はありません。

「クラブやコミュニティのため」を選択しましょう。

サーバー名の種類と特徴

  • 自分と友達のため(フレンドサーバー):フレンドや小規模なグループとつながることができる、招待制のスペースです。
  • クラブやコミュニティのため(コミュニティサーバー): 共通の趣味を持つ世界中の人たちつながることができる、招待制のスペースです。 コミュニティサーバーのモデレーターは、サーバーインサイト、レイドプロテクション、ルール、オンボーディングなどのツールにアクセスできます。

「アイコン」をアップロードして「サーバー名」を入力し、「新規作成」をクリックしてください。

サーバー名やアイコンは後からでも変更できるので、最初は簡単なものでスタートしても大丈夫です。

サーバー名のポイント

  • コミュニティの目的や内容が分かりやすい名前にする
  • 検索しやすく、覚えやすい名前にする
  • 長すぎない名前にする(15文字程度が目安)

アイコンのポイント

  • 鮮明で、小さく表示されても認識しやすいデザイン
  • コミュニティのテーマを表現するもの
  • 著作権に注意(自作か、使用許可のあるものを使いましょう)

これでサーバーの作成は完了です!次に初期設定を行いましょう。

手順➁:コミュニティを有効にする

次にコミュニティを有効にしていきます。

コミュニティを有効にすることで、サーバーインサイト、レイドプロテクション、ルール、オンボーディングなどのツールにアクセスできます。

ここではコミュニティサーバーとして運用していきたいので、コミュニティを有効化していきましょう。

サーバー名の横にある「V」をクリック。

すると、メニューが表示されるのでその中にある「サーバー設定」をクリックしてください。

サーバー設定画面にある「コミュニティを有効にする」をクリック。

「始めましょう」をクリックしてください。

「認証済みメールアドレスが必要です。」と「全てのメンバーのメディアコンテンツをスキャンします。」にチェックを入れて「次へ」をクリックしましょう。

「次へ」をクリックしてください。

最後に「これを理解した上で同意します」にチェックを入れて「設定を終了」をクリック。

「あなたのサーバーがコミュニティサーバーになりました!」という表示が出ていれば完了です。

最後に、以下のように設定してください。

ルールもしくはガイドラインチャンネル:#rule
コミュニティ・アップデート・チャンネル:#moderator-only
サーバーの第一言語:日本語(日本のコミュニティの場合)

設定が終わったら「変更を保存する」をクリックしましょう。

これでDiscordサーバーの作成と初期設定が完了となります。

お疲れ様です!これであなたのDiscordサーバーが出来ました!次はサーバー内のチャンネルとカテゴリーの設計を行っていきましょう!
りょーた

第3章:カテゴリ―とチャンネルの設計

次に、Discordのカテゴリーとチャンネルの設計について解説していきます。

  1. カテゴリーとは?
  2. カテゴリー分けのポイント
  3. チャンネルとは?
  4. テキストチャンネルとボイスチャンネルの違い
  5. 効果的なチャンネル構成の考え方
  6. 初心者におすすめのカテゴリーとチャンネル構成例
  7. カテゴリーとチャンネルの作り方
  8. カテゴリーとチャンネルの権限設定

1つずつ理解していきましょう。

カテゴリーとは?

カテゴリーはチャンネルをグループ化する機能です。

関連するチャンネルをまとめることで、サーバーを整理し、ユーザーがコンテンツを見つけやすくします。

カテゴリーは折りたたむこともできるため、インターフェースをすっきりと保つことができます。

カテゴリー分けのポイント

カテゴリー分けのポイントはいかになります。

効果的なカテゴリー分けの例

  • 目的別に分ける:「お知らせ」「雑談」「トピック別」など
  • 利用頻度で分ける:よく使うものを上部に配置
  • 権限管理を考慮する:同じ権限設定のチャンネルをまとめる
  • シンプルに保つ:多すぎるカテゴリーは混乱の元

チャンネルとは?

チャンネルはDiscordでのコミュニケーション空間です。

テキスト、音声、ビデオなど様々な形式があり、特定のトピックや目的に応じて作成します。

チャンネル名の先頭には種類を示すアイコンが表示されます。

テキストチャンネルとボイスチャンネルの違い

Discordには大きく分けて2種類のチャンネルがあります。

テキストチャンネル

  • 文字によるチャットができる
  • 画像や動画、リンクなどを共有できる
  • メッセージは保存され、後から読み返せる
  • 「#」マークがついている(例:#お知らせ)

ボイスチャンネル

  • 音声通話ができる
  • ビデオ通話や画面共有も可能
  • 「🔊」マークがついている(例:🔊 雑談部屋)

それぞれの特性を理解して、コミュニティに必要なチャンネルを設計しましょう。

効果的なチャンネル構成の考え方

効果的なチャンネル構成の考え方は以下になります。

ボイスチャンネル

  1. 目的別に分ける:情報共有、雑談、質問など、目的ごとにチャンネルを分けると整理されます。
  2. シンプルに始める:最初から多すぎるチャンネルは混乱の元。必要最低限から始めて、徐々に増やしていきましょう。
  3. 命名規則を統一する:チャンネル名の付け方を統一すると見やすくなります(例:info-お知らせ、chat-雑談など)。
  4. 説明文を設定する:各チャンネルの使い方が分かるよう、簡単な説明を書いておきましょう。

初心者におすすめのカテゴリーとチャンネル構成例

最初に作っておくと便利なカテゴリーとチャンネル構成を紹介します。

カテゴリーとチャンネル構成例

  1. ホーム
    • #ようこそ
    • #ルール
  2. 公式
    • #公式リンク
    • #お知らせ
    • #x(twitter)
  3. コミュニティ
    • #自己紹介(メンバー紹介用)
    • #雑談(一般的な雑談)
    • #質問相談(助け合いの場)
  4. ボイスチャンネル
    • 🔊雑談(カジュアルな会話用)
    • 🔊ゲーム(ゲームプレイ中の通話用)
    • 🔊作業通話(もくもく作業用)
  5. サポート
    • #お問い合わせ

この基本構成から、コミュニティの成長に合わせて徐々にチャンネルを増やしていくのがおすすめです。

カテゴリーとチャンネルの作り方

実際に前項のカテゴリーとチャンネル構成例を作っていきましょう。

まずは、カテゴリーを作っていきます。

サーバー名の横にある「V」をクリック。

メニューが表示されるのでその中にある「カテゴリーを作成」をクリックしてください。

カテゴリー名に「ホーム」と入力し、「カテゴリー」作成をクリックしてください。

次にチャンネルを作っていきます。

ホームの横にある「+」をクリック。

「テキスト」を選択し、チャンネル名に「ようこそ」と入力して「チャンネルを作成」をクリックしてください。

これでカテゴリ―とチャンネルを作成することが出来ました。

コミュニティを有効にしたときにできた「#rules」を「#ようこそ」の下に移動させましょう。

「#rules」にカーソルを合わせ、左クリックを押しながら「#ようこそ」の下に移動してください。

「権限を同期」をクリックしてください。

「#rules」チャンネルと同様に「ホーム」カテゴリーも移動させましょう。

他のカテゴリーとチャンネルも作成すれば完了です。

ホームカテゴリーについて

コミュニティを有効にすると自動で作成される「#rule」と「#一般」は以下の通りに名前を変更してそのまま使用してください。

  • 「#rule」→「#ルール」
  • 「#一般」→「#ようこそ」

デフォルトで「#rule」はルール用、「#一般」はコミュニティに誰が参加したのか、またウェルカムメッセージを設定することができるように設定されています。

カテゴリーとチャンネルの権限設定

カテゴリーとチャンネルを作ることが出来たらそれぞれの権限を設定していきます。

権限を設定することで、書き込みや閲覧を制限したり、特定のロールを持っている人限定のチャンネルを作成することができます。

スパムや荒し対策にもなるので必ず設定しておきましょう。

カテゴリーとチャンネルの権限例

  1. ホーム
    • #ようこそ:✅チャンネルを見る、✖メッセージを送信、✅メッセージ履歴を読む
    • #ルール:✅チャンネルを見る、✖メッセージを送信、✅メッセージ履歴を読む
  2. 公式
    • #公式リンク:✅チャンネルを見る、✖メッセージを送信、✅メッセージ履歴を読む
    • #お知らせ:✅チャンネルを見る、✖メッセージを送信、✅メッセージ履歴を読む
    • #x(twitter):✅チャンネルを見る、✖メッセージを送信、✅メッセージ履歴を読む
  3. コミュニティ
    • #自己紹介(メンバー紹介用):✅チャンネルを見る、✅メッセージ履歴を読む
    • #雑談(一般的な雑談)
    • #質問相談(助け合いの場)
  4. ボイスチャンネル
    • 🔊雑談(カジュアルな会話用)
    • 🔊ゲーム(ゲームプレイ中の通話用)
    • 🔊作業通話(もくもく作業用)
  5. サポート
    • #お問い合わせ

第4章:コミュニティルールの設定

次に、Discordのチャンネル設計について解説していきます。

  1. 効果的なルール作成のポイント
  2. 基本ルール例
  3. ルールチャンネルの作り方

1つずつ理解していきましょう。

効果的なルール作成のポイント

健全なコミュニティを維持するためには、明確なルールが必要です。

ルール作成のポイント

  1. シンプルで分かりやすく:長すぎるルールは読まれません。要点を簡潔に。
  2. 具体的に:「相手を尊重する」だけでなく、「他のメンバーを侮辱する発言はしない」など具体的に。
  3. ポジティブな表現を心がける:「〜禁止」ばかりでなく「〜しましょう」という表現も。
  4. 違反時の対応を明記:警告、一時的なミュート、キック、BANなど、段階的な対応を示しておく。

基本的なルール例

多くのDiscordサーバーで採用されている基本的なルールを紹介します。

基本的なルール

  1. 相互尊重:他のメンバーを尊重し、差別的な発言や嫌がらせはしないでください。
  2. 適切なチャンネル利用:各チャンネルの目的に合った投稿をしましょう。
  3. スパム禁止:同じ内容の連続投稿や不要な宣伝はやめましょう。
  4. NSFW(年齢制限)コンテンツの禁止:不適切な画像や過激な内容の投稿は禁止です。
  5. 個人情報の保護:自分や他人の個人情報(住所、電話番号など)を公開しないでください。
  6. 運営の指示に従う:モデレーターや管理者の指示には従ってください。

コミュニティの特性に合わせて、必要なルールを追加しましょう。

ルールチャンネルの作り方

ルールは専用のチャンネルで共有し、いつでも確認できるようにしましょう。

サーバーのコミュニティを有効にした際にできたチャンネル「#ルール(rule)」というテキストチャンネルを使用します。

「#ルール(rule)」チャンネルの横にある「⚙」をクリックしてください。

概要の中にあるチャンネルトピック(チャンネルの説明)に「コミュニティのルールを記載しています。必ずご確認ください。」などと入力し、「変更を保存する」をクリックしてください。

次に権限の中の「@everyone」を選択し、以下の通りに設定して「変更を保存する」をクリックしてください。

  1. チャンネルを見る:✅
  2. メッセージを送信:✖
  3. メッセージ履歴を読む:✅(これをONにしないとコミュニティに参加した以前の書き込みを見ることが出来ません。)

これで、「#ルールチャンネルを見ることができるが書き込みはできない状態」に設定することができました。

あとは「#ルール」チャンネルにコミュニティのルールを投稿するだけです。

以下、コミュニティルールのテンプレートになるので適宜変更してご利用ください。

コミュニティルールのテンプレート

このサーバーは【サーバーの目的・コンセプト】のためのコミュニティです。
皆様が快適に過ごせるよう、以下のルールを設けています。
参加者の皆様はこれらのルールを理解し、守っていただくようお願いします。

基本ルール

  1. 相互尊重

・すべてのメンバーに敬意を持って接してください
・差別的な発言や行動は禁止です
・誰かを傷つけるような言動は避けてください
・他のメンバーの意見や価値観を尊重してください

  1. 禁止行為

・ハラスメント行為(嫌がらせ、脅迫、執拗なDM送信等)
・暴言、荒らし行為、過度な批判
・差別的発言(人種、性別、年齢、障害、宗教等に関する差別)
・なりすまし行為
・スパム、フラッディング(連投)
・サーバー荒らし、レイド行為
・不適切なユーザー名やプロフィール画像の使用

  1. コンテンツに関するルール

・不適切なコンテンツ(性的、暴力的、グロテスクな内容)の投稿禁止
・違法なコンテンツの共有禁止
・著作権を侵害するコンテンツの共有禁止
・成人向けコンテンツの共有禁止
・偽情報や誤解を招く情報の意図的な拡散禁止

  1. プライバシーとセキュリティ

・個人情報(住所、電話番号、実名等)の共有は控えてください
・他のメンバーの個人情報を無断で共有することは禁止です
・他者との通話内容や会話のスクリーンショットを無断で公開しないでください
・フィッシングリンクやマルウェアの共有は厳禁です

  1. チャンネルの適切な使用

・各チャンネルの目的に合った投稿をしてください
・一般 は雑談用、#質問 は質問用など、適切なチャンネルを使用してください
・BOTコマンドは専用チャンネルでのみ使用してください
・複数チャンネルへの同一内容の投稿(クロスポスト)はお控えください

  1. 宣伝・勧誘

・無関係な宣伝は禁止です
・他のDiscordサーバーへの招待リンク投稿は許可なく行わないでください
・商業目的の投稿は管理者の許可を得てください
・DMを使った勧誘行為は禁止です

  1. 言語・コミュニケーション

・主要言語は【使用言語】です
・過度な絵文字やスタンプの連続使用はお控えください
・全角スペースや改行の過度な使用による視認性低下行為はお控えください
・@everyone, @here の使用は管理者のみに制限されています

音声チャンネルルール

  1. 音声マナー

・他者の会話を妨げるような大きな音を出さないでください
・背景ノイズがある場合はミュートを使用してください
・長時間放置する場合はAFKチャンネルに移動するか、切断してください

  1. 録音・配信

・通話の録音や配信は参加者全員の同意が必要です
・同意なく録音・配信された内容は削除を要請する場合があります

モデレーションと罰則
違反への対応

  1. 警告:軽微な違反や初回の場合
  2. タイムアウト:一定期間の発言制限
  3. キック:サーバーからの一時的な退出
  4. BAN:サーバーへの永久アクセス禁止

違反の重大さや頻度によって、段階的に対応します。特に悪質な違反の場合は、即時BANとなる場合があります。

異議申し立て
モデレーション判断に異議がある場合は、管理者またはモデレーターにDMでご連絡ください。

ロール・権限

・サーバー内のロールは【ロール体系の説明】
・アクティブなメンバーには追加ロールが付与される場合があります
・特定のロールは【付与条件】によって獲得できます

変更と更新
このルールは必要に応じて更新されることがあります。重要な変更がある場合は #お知らせ チャンネルでお知らせします。

これでルールチャンネルの作成が完了です。

MEE6を使った投稿もおすすめ

MEE6ではコミュニティ独自のアイコンを設定したBotを設定し、Botによる埋め込み投稿(Embed Messages)をすることも可能です。

新規メンバー向けのウェルカムメッセージの設定

新しくサーバーに参加したメンバーには、自動的にウェルカムメッセージを表示させることができます。

ホームカテゴリーについて

ウェルカムメッセージを表示させるにはMEE6の課金が必須となります。
MEE6は全世界のサーバーで最も利用されているコミュニティ管理Botで、コミュニティを運営するのであれば導入必須といっても過言ではありません。

買い切りプラン:$89.99(13,500円)

MEE6でのウェルカムメッセージや使い方については、「【Discord Bot】最強の多機能BOT「MEE6」の使い方完全ガイド」で詳しく解説しています。

第5章:ロールとユーザー権限の管理

次に、ロールとユーザー権限の管理ついて解説していきます。

  1. ロールとは?基本的な役割と必要性
  2. 権限設定の基本と注意点
  3. ロールの作り方
  4. 自動ロール付与の設定方法

1つずつ理解していきましょう。

ロールとは?基本的な役割と必要性

ロールとは、サーバー内でのメンバーの役割や権限を管理するための機能です。例えば、管理者、モデレーター、一般メンバーなど、役割ごとにできることを設定できます。

ロールの主な目的

  1. 管理権限の段階的な付与
  2. メンバーの役割の視覚化(名前の色分けなど)
  3. 特定のチャンネルへのアクセス制限
  4. @メンションでの一括通知

適切なロール設定により、サーバーの秩序維持と効率的な運営が可能になります。

権限設定の基本と注意点

ロールには様々な権限を設定できますが、特に注意が必要な権限があります。

主要な権限と注意点

  1. 管理者:全ての権限を持つため、信頼できる人のみに付与する
  2. チャンネルの管理:チャンネルの作成・削除・編集ができる
  3. メンバーの管理:キックやBANができる
  4. メッセージの管理:他人のメッセージを削除できる
  5. ロールの管理:ロールの作成・編集ができる

権限設定は「最小権限の原則」で、必要最低限の権限だけを与えるのが安全です。

以下、管理者・モデレーター・メンバーロールの権限例となります。

ロール名 管理者(admin) モデレーター(mod) メンバー(member)
チャンネルを見る
チャンネルの管理
ロールの管理
エクスプレッションを作成
絵文字の管理
監査ログを表示
サーバーインサイトを見る
ウェブフックの管理
サーバー管理
招待を作成
ニックネームの変更
ニックネームの管理
メンバーのキック、承認、拒否
メンバーをBAN
メンバーをタイムアウト
メッセージを送信
スレッドでメッセージを送信
公開スレッドの作成
プライベートスレッドの作成
埋め込みリンク
ファイルを添付
リアクションの追加
外部の絵文字を使用する
外部のスタンプを使用する
@everyone、@here、全てのロールにメンション
メッセージの管理
スレッドの管理
メッセージ履歴を読む
テキスト読み上げメッセージを送信する
ボイスメッセージを送信
投票の作成
接続
発言
WEBカメラ
サウンドボードを使用
外部のサウンドの使用
音声検出を使用
優先スピーカー
メンバーをミュート
メンバーのスピーカーをミュート
メンバーを移動
ボイスチャンネルステータスを設定
アプリコマンドを使う
ユーザーアクティビティ
外部のアプリを使用
スピーカー参加をリクエスト
イベントを作成
イベントの管理
管理者

上記の通り、管理者には「管理者」という権限をONにすれば全ての権限が有効になります。

管理者権限は最上位権限となるので、権限付与する際には十分にご注意ください。

ロールの作り方

実際に前項の権限例を元にメンバー用のロールを作ってみましょう。

サーバー名の横にある「V」をクリック。

メニューが表示されるのでその中にある「サーバー設定」をクリックしてください。

「ロール」をクリックしましょう。

「ロールを作成」をクリックしてください。

「ロール名(member)」を入力し「ロールの色」を選択、「変更を保存する」をクリックしましょう。

次に権限を設定していきます。

「権限」を選択し必要な権限を「ON」にして、「変更を保存する」をクリックすれば完了です。

自動ロール付与の設定方法

新しく参加したメンバーに自動的にロールを付与する方法もあります。

こちらはMEE6の「Reaction Roles」やCarl Botなどメンバーが特定のリアクション(絵文字)をクリックすることで、自分でロールを取得できるようになります。

詳しくは各Botの記事をご覧ください。

第6章:セキュリティ対策

次に、セキュリティ対策について解説していきます。

  1. サーバーの認証レベル設定
  2. モデレーターの二段階認証
  3. スパム対策

1つずつ理解していきましょう。

サーバーの認証レベル設定

不審なアカウントからサーバーを守るために、認証レベルを設定しましょう。

認証レベルの種類

  • なし:誰でも自由に参加・発言可能(非推奨)
  • :Discordアカウントの作成から5分以上経過していることが必要
  • :Discordに登録して5分以上かつサーバーに参加して10分以上経過した後に発言可能
  • :電話番号認証済みのアカウントのみ参加可能
  • 最高:電話番号認証済みで、サーバー参加後10分経過しないと発言できない

一般的なコミュニティでは「中」レベルがおすすめです。

荒らしが多い場合は「高」に設定することも検討しましょう。

 サーバー認証レベルの設定方法

サーバー名の横にある「V」をクリック。

メニューが表示されるのでその中にある「サーバー設定」をクリックしてください。

「安全設定」を選択しダイレクトメッセージ&スパムプロテクションの横にある「編集」をクリックしましょう。

「認証レベル」をクリックしてください。

認証レベルを「中以上」を選択し、「保存」をクリックすれば完了です。

モデレーターの二段階認証

モデレーターには必要に応じて以下のような権限を付与する場合があります。

主なモデレーションツール

  • タイムアウト:一時的にメンバーの発言権を制限(最大28日間)
  • キック:サーバーから一時的に追放(再参加可能)
  • BAN:サーバーから完全に追放(再参加不可)
  • メッセージの一括削除:特定ユーザーのメッセージをまとめて削除

重要な権限の1つでもあるのでモデレーターにも必ず2段階認証してもらうようにDiscord側で設定しておきましょう。

 モデレーターの二段階認証の設定方法

サーバー名の横にある「V」をクリック。

メニューが表示されるのでその中にある「サーバー設定」をクリックしてください。

「安全設定」を選択し権限の横にある「編集」をクリックしましょう。

モデレーターアクションに二要素認証を要求するを「ON」にすれば完了です。

スパム対策

スパムはコミュニティの雰囲気を悪くする主な原因の一つです。効果的な対策を取りましょう。

スパム対策の基本

  • 管理者:複数に管理者権限を付与し、アカウントの乗っ取りを即座に対応できるようにする
  • スローモードの設定:短時間に大量のメッセージが投稿されるのを防ぐ
  • メディアコンテンツフィルターの設定:不適切な画像などをフィルタリング
  • スパム検知Botの導入:自動的にスパムを検知して対処
  • 新規メンバーの権限制限:参加直後は一部チャンネルのみ閲覧可能にするなど

また、Usernameに公式のアナウンスと思わせるワードを入れてなりすますという事例も多くあるので、特定のワードもブロックしておきましょう。

して運用していきたいので、コミュニティを有効化していきましょう

 メンバーのプロフィール名内の語句をブロックする手順

サーバー名の横にある「V」をクリック。

メニューが表示されるのでその中にある「サーバー設定」をクリックしてください。

「安全設定」をAutoModの横にある「編集」をクリックしましょう。

「メンバーのプロフィール名内の語句をブロック」をクリックし、「ON」にしてください。

「語句を選択」の空欄に以下のテンプレートをコピペで貼り付けてください。

以下はよくある語句をまとめたテンプレートとなるので、必要に応じて適宜変更してお使いください。

ブロックする語句のテンプレート

*Promote*, *admin*, *Help Desk*, *Giveaway*, *Announncement*, *Developer*, *Staff*, *Customer*, *Service*, *Mod*, *Web3, *Carl*, *Deskline*, *Verification*, *community*

※部分一致のため「*」で囲ってます。
※小文字でも大文字でもブロックされます。

入力が終わったら「変更を保存する」をクリックして完了です。

第7章:Botの導入と活用

Botの導入と活用について解説していきます。

  1. Botとは?
  2. 便利なBotの種類と選び方
  3. 初心者におすすめのBot5選
  4. Botの導入手順

1つずつ理解していきましょう。

Botとは?

Discord Botは、Discordサーバー上で様々な自動化タスクを実行するプログラムです。

サーバーの管理、コミュニティ分析、情報収集など多くの機能を持ち、コミュニティ運営を効率化・活性化します。

Discord Botの特徴

24時間365日自動稼働
管理者が不在でも常に機能し、サーバーの管理や自動応答などのタスクを継続的に実行します。

豊富な機能とカスタマイズ性
音楽再生、ゲーム機能、モデレーション、ウェルカムメッセージなど様々な機能を追加でき、サーバーに合わせてカスタマイズが可能です。

外部サービスとの連携
YouTube、Spotify、Twitter、Redditなどの外部サービスと連携し、情報の自動取得や通知などを実現できます。

サーバー管理の効率化
自動モデレーション、役職(ロール)管理、メッセージフィルタリングなどによりサーバー運営の手間を大幅に削減できます。

コミュニティ活性化ツール
レベルシステム、ゲーム機能、クイズ、ギブアウェイなどでサーバーを楽しく活発な場にできます。

ほとんどのBotが無料で利用できるので余計なコストをかける必要がありません。

便利なBotの種類と選び方

Botはサーバーの機能を拡張し、運営を手助けしてくれる便利なツールです。目的に合ったBotを選びましょう。

スパム対策の基本

  • モデレーションBot:荒らし対策や自動警告など
  • 音楽Bot:音声チャンネルで音楽を再生
  • ユーティリティBot:投票、アンケート、役職付与など
  • ゲームBot:ミニゲームで盛り上げる
  • ランキングBot:アクティブメンバーにレベルや経験値を付与

Bot選びのポイント

  • 必要な機能が揃っているか
  • 日本語対応しているか
  • 信頼性が高いか(利用者数、更新頻度など)
  • 無料プランでも十分な機能があるか

初心者におすすめのBot5選

初心者でも簡単に導入でき、便利な機能を持つBotを5つ紹介します。

初心者におすすめのBot5選

  • MEE6:総合モデレーションBot。自動モデレーション、レベルシステム、カスタムコマンドなど多機能。
  • Dyno:モデレーション、ログ記録、自動ロール付与など幅広い機能を提供。
  • comcom analytics:コミュニティ分析ツール。
  • Chip Bot:高音質で安定した音楽再生ができる音楽Bot。
  • Rumble Royale:サーバーメンバー同士でバトルロイヤルゲームができるゲームBot。

その他おすすめのBotについては、「【最新版】Discordを快適に運用するためのおすすめBot20選」で詳しく解説しています。

【最新版】Discordを快適に運用するためのおすすめBot20選

続きを見る

Botの導入手順

Botの基本的な導入手順を説明します。

Botの導入手順

  1. Botの公式サイトやBot紹介サイト(top.ggなど)で目的のBotを見つけます。
  2. 「招待」または「Invite」ボタンをクリックします。
  3. 招待するサーバーを選択します。
  4. Botに必要な権限を確認し、「認証」をクリックします。
  5. 必要に応じて、reCAPTCHA認証を完了します。
  6. Botがサーバーに参加したら、指示に従って初期設定を行います。
Botはコミュニティを快適に運用するために必要なツールです!Botの導入手順や使い方については各Botの記事でも詳しく解説しているので併せてご覧ください!
りょーた

第8章:コミュニティ活性化のコツ

コミュニティ活性化のコツについて解説していきます。

  1. 定期的なイベント企画のアイデア
  2. アクティブメンバーを増やすための工夫
  3. コミュニケーションを促進する仕掛け
  4. メンバー同士の交流を深める方法

1つずつみていきましょう。

定期的なイベント企画のアイデア

定期的なイベントを開催することで、メンバーの参加意欲や帰属意識が高まります。

イベントアイデア

  • ゲーム大会:人気ゲームの対戦会や協力プレイセッション
  • 質問会/AMA:特定のテーマについて質問を募集する会
  • フリートーク:毎週決まった時間に音声チャンネルで雑談会
  • 作品共有会:イラスト、写真、文章などの作品を共有して感想を言い合う
  • 勉強会/スキルシェア:メンバーのスキルや知識を共有する機会

イベントは事前に告知し、参加者が予定を立てやすいようにしましょう。

また、時間帯は多くのメンバーが参加しやすい時間を選ぶことが重要です。

アクティブメンバーを増やすための工夫

健全なコミュニティを維持するには、積極的に参加するメンバーを増やすことが大切です。

アクティブメンバーを増やすコツ

  1. 新規メンバーへの声かけ:参加直後に歓迎メッセージを送り、質問に積極的に答える。
  2. 褒める文化の醸成:良い投稿やアイデアには積極的に反応や感謝を示す。
  3. ランキングシステムの導入:アクティブな参加を可視化し、モチベーションを高める。
  4. 役割の付与:信頼できるアクティブメンバーにモデレーターなどの役割を与える。
  5. フィードバックの募集:定期的にコミュニティ改善のためのアイデアや意見を募る。

コミュニケーションを促進する仕掛け

自然な会話が生まれるような仕掛けを作ることで、コミュニケーションが活発になります。

コミュニケーション促進のアイデア

  • 話題提供チャンネル:日替わりで話題やお題を投稿するチャンネルを作る
  • Bot機能の活用:占いやミニゲームなど、会話のきっかけになるBotを導入
  • 投票/アンケート:気軽に参加できる投票を定期的に実施(「好きな季節は?」「よく使うSNSは?」など)
  • 自己紹介テンプレート:新メンバーが答えやすい自己紹介フォーマットを用意する

メンバー同士の交流を深める方法

コミュニティが成長したら、メンバー同士の交流を深める取り組みも重要です。

交流促進のアイデア

  • メンバー紹介企画:定期的に特定のメンバーにスポットライトを当てて紹介する
  • コラボレーション機会の創出:共同プロジェクトや作品作りの場を提供する
  • 役割分担:イベント運営や特定の活動にメンバーを巻き込む
  • グループアクティビティ:複数人で楽しめるゲームや活動を定期的に企画する
  • 成功体験の共有:メンバーの成功や成長を共有・称える場を作る

交流を深めることで、単なるオンライン上の集まりから、お互いを支え合うコミュニティへと発展していきます。

第9章:サーバーの成長と拡大戦略

サーバーの成長と拡大戦略について解説していきます。

  1. 新規メンバー獲得の方法
  2. サーバー宣伝の効果的なアプローチ
  3. コラボレーションの進め方
  4. SNSとの連携テクニック

1つずつみていきましょう。

新規メンバー獲得の方法

コミュニティを成長させるには、新しいメンバーの参加が欠かせません。

新規メンバー獲得のアプローチ

  • 既存メンバーのネットワーク活用:友人や知人を招待してもらう
  • 関連コミュニティとの連携:似たテーマのDiscordサーバーと相互宣伝
  • SNSでの宣伝:TwitterやInstagramなどでサーバーの魅力を発信
  • フォーラムやコミュニティサイトの活用:Reddit、5chなど関連フォーラムでの紹介(各サイトのルールに従う)
  • 特色あるコンテンツの提供:他にはない独自の価値を明確にする

サーバー宣伝の効果的なアプローチ

サーバーを宣伝する際は、単に「参加してください」と言うだけでなく、参加する理由を明確に伝えましょう。

効果的な宣伝のポイント

  1. ターゲットを明確に:どんな人に向けたコミュニティかを具体的に示す
  2. 特徴や強みを簡潔に:他のサーバーと差別化できる点をアピール
  3. アクティブさをアピール:定期イベントや盛り上がっている様子を紹介
  4. 参加のメリットを説明:「このサーバーに参加すると何が得られるか」を明確に
  5. 視覚的要素の活用:サーバーのロゴやスクリーンショットで印象付ける

コラボレーションの進め方

他のDiscordサーバーやコンテンツ制作者とのコラボレーションも、成長戦略として効果的です。

コラボレーションの進め方

  1. 相性の良いパートナーを探す:似たテーマや補完関係にあるコミュニティを探す
  2. 丁寧なアプローチ:運営者に個別DMで丁寧に提案する
  3. Win-Winの関係性を提案:お互いにメリットがある形を考える
  4. 小さく始める:一回限りのイベントなど、負担の少ない形から始める
  5. 結果の振り返り:コラボ後に成果や改善点を共有して、関係性を深める

SNSとの連携テクニック

DiscordサーバーとSNSを連携させることで、情報拡散と新規メンバー獲得が効率的になります。

SNS連携のアイデア

  • Twitterアカウントの運用:サーバーの公式アカウントで最新情報や魅力を発信
  • YouTubeチャンネルとの連動:関連コンテンツの紹介やイベント告知
  • インスタグラムでのビジュアル発信:サーバーの雰囲気や活動を写真で紹介
  • ハッシュタグの活用:サーバー固有のハッシュタグを作り、関連投稿を集約
  • 自動連携の設定:Botを使ってDiscordの特定チャンネルの内容をSNSに自動投稿

SNS運用は継続が大切です。無理のないペースで続けられる方法を選びましょう。

第10章:トラブル対応と解決法

トラブル対応と解決法について解説していきます。

  1. よくあるトラブルと対処法
  2. 問題のあるメンバーへの対応
  3. 適切なモデレーションの実践
  4. サポートを受ける方法

1つずつ理解していきましょう。

よくあるトラブルと対処法

Discordサーバー運営では、様々なトラブルが発生することがあります。よくある事例と対処法を紹介します。

メンバー間の争い:

  • 当事者に冷静になってもらい、DMなどで個別に話を聞く
  • 誤解がある場合は解消を手伝う
  • 公共の場での言い争いはすぐに止める

不適切な発言/投稿:

  • 速やかに該当メッセージを削除
  • 投稿者に個別に注意し、ルールを説明
  • 悪質な場合はタイムアウトやキックなどの措置を検討

スパム/荒らし行為:

  • 該当アカウントをすぐにタイムアウトまたはBAN
  • 大量のスパムメッセージは一括削除
  • 認証レベルを一時的に引き上げて対策

Botの不具合:

  • Botのステータスやサポートサーバーで障害情報を確認
  • 代替Botに一時的に切り替える
  • 重要な機能は複数のBotで冗長化しておく

問題のあるメンバーへの対応

問題行動を繰り返すメンバーには、段階的な対応が効果的です。

段階的対応の例:

  1. プライベートでの注意:まずはDMで個別に話し、問題点を伝える
  2. 公式な警告:改善が見られない場合、公式な警告を与える
  3. タイムアウト:短時間(数時間〜1日)の発言制限を与える
  4. 長期タイムアウト:より長い期間(数日〜1週間)のタイムアウト
  5. 一時的キック:サーバーからキックし、再参加は可能にする
  6. 永久BAN:繰り返し問題を起こす場合、サーバーからBANする

対応は一貫性を持ち、特定のメンバーだけを厳しく/甘く扱うことは避けましょう。

適切なモデレーションの実践

効果的なモデレーションは、事前の準備と迅速な対応のバランスが重要です。

モデレーションのベストプラクティス:

  • 明確なガイドライン:モデレーターチーム内でルールの解釈や対応基準を統一
  • 情報共有:モデレーターチャンネルでの情報共有と対応の記録
  • プライバシーの尊重:警告や注意は基本的に個別DMで行う
  • 冷静さの維持:感情的にならず、常に冷静な対応を心がける
  • 一貫性:同じ問題には同じ対応を行い、公平性を保つ
  • 柔軟性:状況や文脈を考慮し、機械的すぎる対応は避ける

サポートを受ける方法

サーバー運営で困ったときは、公式のサポートも活用しましょう。

サポートリソース

特に深刻な問題(著作権侵害、違法コンテンツなど)はDiscord公式に報告することも検討しましょう。

また、「コミュニティサーバーの設定に時間がかかる」「ボットの導入や設定方法がわからない」という方は、弊社サービスの「D+(コミュニティ構築代行サービス)」をご利用ください。

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Discordコミュニティの始め方でよくある質問

最後に、Discordコミュニティの始め方でよくある質問をご紹介していきます。

  1. サーバーの最大人数は何人ですか?
  2. 無料版と有料版(Nitro)の違いは何ですか?
  3. 荒らしが入ってきた場合、どう対処すべきですか?
  4. サーバーを効率よく宣伝する方法はありますか?
  5. Botの選び方で気をつけるべきことは?
  6. ロールの色分けのコツはありますか?
  7. 長期的にコミュニティを維持するコツは?

1つずつ回答していきます。

質問①:サーバーの最大人数は何人ですか?

一般的なDiscordサーバーの最大人数は約25万人ですが、実用的には数千人程度が管理しやすい規模です。

質問②:無料版と有料版(Nitro)の違いは何ですか?

無料版でもサーバー運営に必要な基本機能は使えます。

Nitroではファイルのアップロード容量増加、高画質配信、カスタム絵文字の拡張などが可能になります。

質問③:荒らしが入ってきた場合、どう対処すべきですか?

まずは該当ユーザーをタイムアウトし、証拠を残した上で、BANなどの対応をしましょう。

認証レベルを一時的に上げることも効果的です。

質問④:サーバーを効率よく宣伝する方法はありますか?

Disboardなどのサーバーリストサイトへの登録、関連するSNSでの告知、既存メンバーによる招待の促進が効果的です。

質問⑤:Botの選び方で気をつけるべきことは?

サーバーの目的に合った機能を持つか、信頼性の高いBotか、必要な権限が適切かを確認しましょう。

また、Botが多すぎるとサーバーが重くなる可能性があります。

質問⑥:ロールの色分けのコツはありますか?

階層が分かりやすいよう、グラデーションをつけたり、役割ごとに色調を分けたりするとよいでしょう。

また、背景色と被らない色を選ぶことも重要です。

質問⑦:長期的にコミュニティを維持するコツは?

定期的なイベントの開催、メンバーの貢献を認める仕組み、フィードバックを取り入れた改善、運営チームの負担分散などが重要です。

まとめ:Discordアカウントを作って色々なコミュニティに参加してみよう!

今回は、「【初心者向け】Discordコミュニティの始め方完全ガイド!」といった内容を解説しました。

もう一度おさらいをすると、Discordコミュニティの始め方は以下の手順になります。

Discordコミュニティの始め方基本手順

  1. Discordアカウントを作成する
  2. サーバーを追加する
  3. サーバーの初期設定をする
  4. カテゴリとチャンネルを追加する
  5. ロールを設定する
  6. 必要なBotを導入する
  7. ルールを作成する
  8. コミュニティに招待する

また、サーバー運営でつまずいた場合は以下の対処法を試してみてください。

コミュニティ運営でよくある問題の対処法

  1. 適切な権限設定を見直す
  2. モデレーションチームを整備する
  3. 定期的なイベントで活性化を図る
  4. メンバーからのフィードバックを積極的に取り入れる
  5. 必要に応じてDiscordの公式サポートを利用する

Discordは、ゲーマーだけでなく、現在では学習グループ・趣味のコミュニティ・仕事のチーム・友人との交流など、さまざまな用途で利用されています。

本記事を参考にDiscordコミュニティを作成して、あなただけの素敵な場所を作ってみてください!

また、「コミュニティサーバーの設定に時間がかかる」「ボットの導入や設定方法がわからない」という方は、弊社サービスの「D+(コミュニティ構築代行サービス)」をご利用ください。

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りょーた

RYOTA BLOGでは、ゲーミングデバイスを中心にガジェットについて紹介しています。また、本業はDiscord管理者として複数のプロジェクトに参画しているためDiscordに関する記事も多数あります。レビュー記事・Discord構築の依頼やご質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでご連絡ください。

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