といった悩みにお答えします。
本記事の内容
- ゲーミングモニターの「応答速度」とは
- 応答速度の速いゲーミングモニターのメリット
- 応答速度1ms~0.5ms + 残像低減技術が最強
本記事の信頼性
RYOTA(@RYOTA__BLOG)
ゲーミングモニターの応答速度とは、画面の色が切り替わる速さでして、数値が小さくなるほど画面の切り替えが速くなります。
とはいえ、「ゲーミングモニターの応答速度が速いと何がいいの?」「1msと5msってどっちがいいか知りたい!」と思っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、ゲーミングモニターにおける「応答速度」について解説していきます。
応答速度はモニター選びでも重要な要素となるので、理解しておくといいですよ。
ゲーミングモニターの「応答速度」とは
「モニターの応答速度はとにかく速けりゃいい!」というのは正しいのですが、実際に表記されている数値だけでは失敗してしまう可能性があります。
また、「応答速度って知っているようであまり分かっていないかも…。」というような方でもすぐに理解できるように分かりやすく解説していきます。
応答速度とは
応答速度とは、画面の色が切り替わる時間です。
ちなみに、単位はms(ミリセカンド:1msは1秒の1000分の1秒)と表記されます。
例えば、応答速度が5msのゲーミングモニターは、画面の色が「黒」→「白」→「黒」と切り替わるときに0.005秒の時間がかかるということです。
つまり、応答速度が遅いと前の映像(コマ)が残ってしまい、それが常に連続してしまうので、残像となって表示されてしまいます。
上記の通りで、相手をはっきりと視認できないので、FPSなどの一瞬で勝敗が付くゲームでは致命的となってしまいます。
応答速度と一緒に記載の「GtoG」とは
モニターのスペックを見ると「GtoG」という表記があるのですが、GtoGとは「Gray to Gray」の略でして、簡単に解説すると、「中間色から中間色に切り替えるのにかかる時間」のことです。
例えば、ヘッドホンの音量を0から100にするときは思いっきりダイアルを回すだけですが、1から55にするときには慎重にダイアルを回す必要があります。
上記のようなイメージでして、「GtoG」は「黒」→「白」→「黒」よりも時間がかかります。
つまり、GtoGの値が速い方が応答速度が速くなるので、ゲーミングモニターを選ぶ際には、GtoGの値を必ずチェックするようにしましょう。
応答速度の速いゲーミングモニターのメリット
応答速度の速いゲーミングモニターのメリットは、以下の2つになります。
- 残像感がなくなり敵を視認しやすくなる
- 遅延がなくなるので撃ち負けがなくなる
1つずつ解説していきます。
メリット①:残像感がなくなり敵を視認しやすくなる
1つめのメリットは「残像感がなくなり敵を視認しやすくなる」ということです。
上記の通り、応答速度が速いゲーミングモニターの場合だと、残像感がなくなるので見やすくなります。
特にFPSにおいて、如何に早く敵を見つけることができるかが勝負の鍵となりますが、応答速度の速いモニターであれば容易なので、ゲームをするのであれば応答速度にこだわったモニター選びをする必要があります。
メリット②:遅延がなくなるので撃ち負けがなくなる
2つめのメリットは「遅延がなくなるので撃ち負けがなくなる」ということです。
例えば、1msと10msのゲーミングモニターを比較すると、10msよりも1msの方が0.01秒早く撃つことができます。
「たった0.01秒でしょ?」と思ったのではないでしょうか?
FPSにおいて、このたった0.01秒速いだけでかなり有利になるので、遅延がなくなるだけで、段違いに勝利に近付くことができます。
応答速度1ms~0.5ms + 残像低減技術が最強
応答速度が速いほど、残像感が少なくなりますが、さらに残像低減技術のあるモニターを選ぶことで、応答速度が同じでもより有利に動くものをとらえやすくなります。
その残像低減技術とは、BenQの独自の機能で、DyAc(Dynamic Accuracy)という、になります。
そのDyAc(Dynamic Accuracy)を備えていて、「これさえ買っておけば間違いない!」というゲーミングモニターをご紹介しておきます。
- おすすめ①:BenQ ZOWIE XL2411K
- おすすめ②:BenQ ZOWIE XL2546K
1つずつ解説していきます。
その①:BenQ ZOWIE XL2411K
続いて、144Hzでのゲーミングモニターでおすすめなのは「BenQ ZOWIE 2411K」です。
詳しいスペックは以下になります。
BenQ ZOWIE XL2411Kのスペック
価格 | 【直営店】29,800円(税込) 【Amazon】26,553円(税込) |
画面サイズ | 24インチ |
解像度 | 1920 x 1080(フルHD) |
パネルタイプ | TNパネル |
表面加工 | ノングレア |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms(GtG) |
カラー | ダークグレー |
サイズ | 442.84~525.56 x 571 x 200.18mm |
重さ | 5.8kg |
VESA対応 | 100 × 100 |
保証 | 3年 |
機能 | ・DyAc™ ・Black eQualizer ・Color Vibrance |
上記の通りで、最大144Hzの出力が可能で、さらにゲームに最適な24インチでTNパネルを採用しています。
また、残像感を無くす「DyAc™」技術や、暗いシーンでの視認性を上げる「Black eQualizer」、色を見分けやすくなる「Color Vibrance」といった機能が盛りだくさんです。
ぶっちゃけこれだけの機能が備わっていて、3万円を切るのは安すぎるというほど、コスパ最強と言われているゲーミングモニターとなっています。
【BenQ ZOWIE XL2411K レビュー】初めてのゲーミングモニターで迷ったらこれを買っておけ
初めてゲーミングモニターを購入するのですが、BenQの「ZOWIE XL2411K」がおすすめと聞いたのですが、ほんとですか?144Hz出るようなのですが、パソコンのスペックはどのくらいなら大丈夫か教 ...
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その②:BenQ ZOWIE XL2546K
最後に、240Hzのゲーミングモニターでおすすめなのは「BenQ ZOWIE XL2546K」です。
詳しいスペックは以下になります。
BenQ ZOWIE XL2546Kのスペック
価格 | 58.320円(税込) |
画面サイズ | 24.5インチ |
解像度 | 1920 x 1080(フルHD) |
パネルタイプ | TNパネル |
表面加工 | ノングレア |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.5ms(GtG) |
カラー | ダークグレー |
サイズ | 442.84~521.17 x 571 x 200.18mm |
重さ | 6.2kg |
VESA対応 | 100 × 100 |
保証 | 3年 |
上記の通りで、前述した「BenQ ZOWIE 2411K」と機能はほぼ同じですが、最大240Hz出力可能となっているので、ゲームをするにはこれ以上ないほど、ヌルヌルとプレイすることができます。
また、応答速度も0.5msと最高峰の速さを誇っています。
最終的には、ゲーマーなら誰しもが手に入れたい最強のゲーミングモニターとなっています。
まとめ:ゲーミングモニターの応答速度は1ms以下のものを選ぼう!
今回は、【5分で分かる】ゲーミングモニターの応答速度は1msと5msどっちが有利?といった内容を解説しました。
もう一度おさらいをすると、以下の通りです。
- 応答速度とは、「画面の色が切り替わる時間」
- 単位はms(ミリセカンド:1msは1秒の1000分の1秒)と表記
- 「GTG」または「GtoG」は、「中間色から中間色に切り替えるのにかかる時間」となるので、より現実的な数値
また、応答速度が速いゲーミングモニターにすることで、以下のメリットがあります。
- 残像感がなくなり敵を視認しやすくなる
- 遅延がなくなるので撃ち負けがなくなる
応答速度が速いモニターに加え、「DyAc™」という黒挿入技術を利用すれば、より残像感を無くすことができます。
そんな「DyAc技術」の搭載されているBenQのゲーミングモニターは、以下の2つになります。
DyAc搭載ゲーミングモニター
- BenQ ZOWIE XL2411K
- BenQ ZOWIE XL2546K
特にFPSゲームでは、応答速度にこだわってモニターを選ぶことで、戦いを有利に進めることができます。
マウスやコントローラーを動かした際に、映像の反応が遅ければ応答速度の速いモニターに変える合図となるので、チェックしてみてください。